◆不安や恐怖を解消するには…
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前回【不安】には、2つあって、《本当に恐い》ことと《ニセモノの恐い》があることを書きました。
今日はこの《ニセモノの恐い(不安)》についてもうちょっと。
歩き始めた子供を持つお母さんがよく
「目が離せなくて大変で~」
って話しているのを聞いたことがあったり、そんな経験をした人もいるんじゃないかなと思うのですが、そんなお母さんの心配はよそに子供の姿を見てて
「こわいものなし!って感じ」
「自由気ままってこんな感じだよねw」
って楽しく遊んでいると思いませんか???
***
人って、はじめは【恐い】と感じることないんですね。
その証拠に、ビクビクした赤ちゃんって見たことないですよね?
めちゃめちゃ不安そうな赤ちゃんって見たことないでしょ?
子どもでも大人から見れば危ないところでも、平気でトコトコ歩いて行っちゃたり、大きい犬とかでも平気で手で触ろうとしたりみたりするでしょ?
つまり、成長する過程の中で、
《これは恐いもの》《これは危険なこと》などを学習し、恐怖心を身につけ、危険を自ら避けるようになるということなんですね。
なにが言いたいかというと、
今、怖がる必要がないような相手(上司や同僚など)に対してや、日々の生活の中で【不安・心配・恐い】がある人は、これまでの人生のどこかの時点で、今、感じている人やシュチュエーションに対して【不安・心配・恐い】を学習したことになります。
「危険!」「逃げろ!」と認識するように自分にその情報をインストールしたことで、ある特定の人物やシュチュエーションの中で【不安・心配・恐い】を感じるように自分で設定しているということなんです。
間違った思い込みが事実とは違う虚像の世界を見せ、「怖い」と感じるようにしているということなんですね。
映画館で映画を見ている観客のはずなのに、映画の世界の中に自分がいて、まるで映画の主人公になってそのストーリーを実際に体験をしているかのようにドキドキしてしまっているということなんです。
ね。
事実と虚構がごちゃまぜになってしまっているのです。
虚像の世界に自分が入り込んでいるような状態なんですね。
それを本来の形に戻すことで今ある不安を和らげることができるんです。
昨日ご紹介した方法を試してもらったり、
とりあえず、自分の感情は抜きにして、事実だけを書き出してみるといいかもしれません。
例えば、
上司に、仕事のミスを指摘された。
↓
「自分は嫌われている」
「私だけに意地悪をしている!」
と感じるかもしれませんが、とりあえずその気持ちはそれとして、事実だけを確認します。
↓
【仕事のミスがある】 以上!
冷静に世界を見たら、ほとんどは思い込みなのです。
そこに怖い、不安、心配が乗っかってしまうのは、過去の思い込みがあるからなんですね。
昨日ご紹介した方法で、今ある思い込みを見つけてみるだけで、事実だけを見れるようになります。
思い込みがあるままではなかなか冷静に世界を見るのは難しいかと思います。
なぜなら、今は危険アラームがなるように設定されているから!
だから、設定を解除してあげるとアラームが鳴らなくなり、世界を冷静にみれるようになります。
昨日の方法を試したあとで、今日の方法も試してみてくださいね。