◆サクッと結婚した妹、なかなか結婚しない長女②
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ご訪問くださり、ありがとうございます♪
前回、【結婚しない長女】の特徴について書いてみました。
そして、今日は<結婚しない長女>の心の中に何が起こっているのか?
考えられる【心理的ストップになっていること】を一部ご紹介したいとおもいます。
ご本人が「結婚したい!」という意識を持ちつつ
・実際に行動に移されているかたもいれば
・行動に移すことをためらわれているかた
・そもそも結婚に興味を持てない方など
状況はバラバラだったりします。
理由をお一人、お一人聞いていけば、それぞれいろんな理由があるとは思いますが、大きく分ければいくつかのパターンにわかれています。
全て当てはまる場合もあれば、そのうちの1つ、もしくはいくつかがあてはまることがあります。
それが心理的ストップをかけ結婚を遠ざけ、
●行動に移しても結果が出ない…
●行動に移すことすらためらわれている…
といった状況を創り出していたりします。
例えば…
■父親に対して申し訳ないという気持ち
長女ということもあって、父親に小さい頃から大事にされてきたことや
幼いときに父親が半分冗談で言った
「嫁に行かなくていい、ずっとお父さんのそばにいるんだよ」
「〇〇ちゃんがお嫁に行くとお父さん寂しいな~」などの
言葉を子どもなので真に受けてしまい、それを信じ込んでしまっています。
そして、今もなお無意識下で「私がお嫁に行くとお父さんが悲しむから…申し訳ない…」と言った理由で、結婚を避けているというケースがあります。
実際、カウンセリングを受けていただいた方にもいらっしゃいました。
■心理的負担をこれ以上増やしたくない
親や家族、友人や職場の人など、自分はいつも二の次で優先するべき人間が多い彼女らは、周りを大事にしすぎるあまりとっても疲れています。
そのうえ、パートナーが増えれば、さらに心理的負担が…
そこで、せめてパートナーに甘えられればいいのですが、自分よりも相手を優先する性分の為、なかなかうまく甘えられない…
甘えたところで、なにか落ち着かない…など
結局、甘えることができず、逆に心理的負担が増えるため、無意識下でストレスを避けるように、相手を寄せ付けず、拒否してしまい、結果、結婚へ繋がらないというケースの方もいらっしゃいます。
■母親が心配
強い父親、弱い母親の構図が幼少期にあったり、
いまもなお両親の関係が対等ではなく上下関係である場合、
「お母さんを一人残しておくとかわいそう…」といったことから、母親から離れることが心理的に申し訳なかったり。心配だったりして、結婚を自ら遠ざけている方もいらっしゃいます。
■心理的にすでに結婚している、親となっている
心理的に親の面倒を見ていることで、親が子になり、自分が親の立場になっていることがあります。
立場が逆転していることで、気持ち的に子供ではいられず、親になってしまっているのです。
もしくは、親の面倒をみていることで、母親、父親と婚姻状態(心理的結びつきが強い状態)になっていたりします。
そうすると、心理的にすでに親という自分のパートナーがいることになるので、実際の異性のパートナーを必要としていないといったケースで、結婚に前向きになれない方もいらっしゃったりします。
■「いい子」でいることを強制した親に復讐している
「いい子」でないと愛してくれなかった親に対しての復讐。
復讐…というと、少し過激かもしれませんが、無意識下のことなので「復讐してやる~~~!」といった強い復讐心というよりも、<無言の抵抗>といった感じのもので、自分が不幸であることで、こんなに不幸にしたのは誰のせい?
と訴えていることがあります。
「あなたの子育ては失敗ですよ!」
「私を不幸にしたのは誰?」
「あなたのいいなりになった結果がこれよ!」
といったような、これまでの怒りが潜んでいるケースもあったりします。
【長女】ということで
大事にされすぎたゆえや十分に甘えられなかったことで無意識に結婚を拒否していることがあります。
これらはすべて間違った思い込みや消化しきれていない過去の感情によって引き起こっています。
未消化の感情を消化し、間違った思い込みを変えることで、自分の内側が変わり、無意識にストップをかけていることから解放されます。
つまり、結婚へのブレーキが緩むということ。
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いかがでしたか?
なにか思い当たる点がありましたか?
何か「ハッ!」としたら、それが結婚へのブレーキになっているのかもしれません。
今思い出した過去の出来事をもう一度思い出しながら、その時の気持ちを書き出してみたりしてみてください。
そうすることで気づきがおき、自分の望みがみえてきます。
望みが見えてきたら、それにあった行動をしてみると、以前よりグン!と結婚へのハードルは低くなっているため、すすみやすくなっているとおもいます。
ブレーキを緩めて、結婚へGO!ですよー!