◆人間関係の見えない壁
☆ 記事一覧はこちら ☆
ご訪問くださり、ありがとうございます♪
*
「私、職場のみんなから嫌われているんです」
「私、男性から避けられるんです」
「私、なぜか男性から怖がれるんです」
「どーせ、私、誰からも相手にされないんです」
そんな話を伺うことがあります。
話を伺ってみると、職場の方々がご本人以外で旅行にいかれてたり、ご飯に行ってたりされている…なんてことがあったり、
飲み会や出会いの場で、ご本人だけが連絡先を交換していない、誰からも連絡先をきかれない…なんてことがあるようで…
そんなことがあると、「そう思っちゃうのも仕方がないよねー」と思わなくもないのですが…
ここで終わってしまっては、カウンセリグにならないので、もうちょっと話を掘り下げてきいていきます。
「ちなみになんだけど、旅行や食事会は行きたいんだよね?」
Cさん「あんまり…」
「・・・・。まぁ、行きたくないけど、誘われないのもそれはそれでシャクにさわるってうやつだよねー」
Cさん「そうなんです。」
「では、行く・行かないは別にして、誘われたい?誘われたくない?」
Cさん「誘われたいです」
「じゃぁ、誘われたら行く?行かない?」
Cさん「行きたくないです」
「行きたくないかもしれないけど、行く?行かない?」
Cさん「行きます」
「じゃぁ、よかったね。誘われなくって。
誘われると行きたくないところに行かなきゃいけなくて、
誘われないことで、行きたくない望みを叶えてるじゃん!」
Cさん「あ!ほんとだ」
そのあと、Cさんは誘われなくも気にならなくなったのでした。
*
こんなことってよくあります。
無意識に自分の思いにぴったりあった状態を創っていることが。
Cさんでいうと、「行きたくない」という思いにぴったりな、「行かなくていい状態」を創っているんですね。
ただ【行きたくないけど、誘われないのもそれはそれでシャクにさわるってうやつだよねー】っていう意識の部分がたまにあら新たな悩みを作り出してしまうことがあるんです。
そこを紐解いて気づきがあると「あ!別にいいんだ!関係ないや!」って開き直れることもあったります。
なので、こんな絡み合った思いを紐解いて行くことで、悩みを解決できるときもあります。
ですが、今回はたまたま「行きたくない」でぴったり!だったのですが、「行きたい」ってときは矛盾がしょうじますよね。
でも、出来事は無意識の反映でもあるので、矛盾が生じているようで、矛盾は生じていません。
こんなときによくあるケースは「行きたい」という思いとは別に、「行ったとき」の不安や恐怖心があったりします。
この不安や恐怖心があると、「行きたい」って気持ちを帳消しにしてしまい、結果不安や恐怖心を感じなくていい【行かない】を選択していることがあるんですね。
彼氏が欲しい、結婚したい…職場の人と仲良くしたい!
そう思いながらも不安や恐怖心があると、その不安と恐怖心と距離をおきたくなり、自然と彼をつくることをさけたり、結婚をさけたり、職場の人との距離を避けたりすることがあります。
その無意識に避けている感覚を相手がキャッチして、自分以外のみんなで旅行や食事にいっていたり、出会いの場所に行っても発展が起きないことがあったりします。
こんなときに試して欲しいのが、自分の中の相手に対する苦手意識をちょっと変えてみて、「つながりたい!」と思ってみるだけでも、心理的距離を近づけることってできます。
*
セッションでもアシスタントさんに入っていただき、この心理的距離を近づけるワークをしていくのですが、やっぱりこんな悩みをお持ちのかたって、はじめめちゃめちゃ相手との心理的距離をお持ちなんです。
(ワーク終了後にお話しすると、体験された後でもあるので皆さん納得されます!)
でも、ワークを通じ、不安や恐怖心を解消していくと感じ方がガラリとかわり、たった数分のワーク後に私たちとでも心理的距離がグッと近くなったのを感じます。
特に、世間話なんて全然してなかったアシスタントさんとクライアントさんがワーク後にこやかにお話しされているのをみると、それをすごく感じます。
不安や恐怖心があると、無意識に相手に壁を作ってしまうんですね。
そうすると相手もその壁を感じ、近づきたくても近づけません。
そうしてお互いに壁を感じることで、心理的距離をふくめ、実際の距離もなかなか近くならないのです。
でも…
心理的距離を取っ払うと…
お互いが近づきやすくなり、自然と近寄ることができ、仲も深まっていくというわけです。
男女関係なく、人に対して苦手意識はないですか?
同性は大丈夫だけど、異性になると苦手意識がでてきませんか?
逆も然りで、異性は大丈夫だけど、同性になると苦手意識がでてきませんか?
そんな無意識に作ってしまっている壁が、
「私、職場のみんなから嫌われているんです」
「私、男性から避けられるんです」
「私、なぜか男性から怖がれるんです」
「どーせ、私、誰からも相手にされないんです」
っていう現実をつくっているのかもしれません。
相手への壁をつくってないないか?
一度チェックされてみたはいかがですか???