◆自分の気持ちがわからないのは…
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心理セラピーでは、感じ方や考え方を変えていきます。
例えば、コップに水が半分入っていたとして、
『コップに水が半分も入っている』と考えるか、
『コップに水が半分しか入ってない』と考えるか?
どんな風に考えるかって、人それぞれなんです。
もっというと、灼熱の地で喉がカラカラでやっとの思いでお店にはいって、出されたコップに水が半分のときは『コップに水が半分しか入ってない』と思い、腹立たしさを感じるかもしれませんが、
水不足が続いている事実を知っていたら、『コップに水が半分も入っている』と思い、すごく自分がラッキーな人間に感じることができるかもしれません。
事実は『コップに水が半分入っている』っことだけで、どう考え、どう感じるかは人それぞれなんです。
「それって状況次第じゃないの?」と思われるかもしれませんが、もちろん、その背景にそんなストーリーがあるか?が影響するかと思います。
しかし、さっきの話でもどんなに水不足な状況だろうと、『コップに水が半分しか入ってない』と怒り、店主に文句をいうことだってできますから。
どんな風に考えるかって、その人次第なんです。
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こんな風にお話しすると、じゃぁ「半分も入っている!って思えばいいのかー」と思われる方もいるのですが、確かにそうなのですが、本当にそう思えるのならいいのです。
今の日本で、もう少し暑くなった夏の日に喉がカラカラでお店に入って、水が半分入ったコップを出されたら「半分しかはいってない」と思うかもしれません。
でも…「半分も!って思わなきゃ!」と思って「半分あってありがたや〜」と感じれていないのに、そう思うのではあまり意味がないんです。
「半分もある!」と思って、本当に「ありがたやー」と感じれたらいいのですが、「本当はもっとほしー!」と感じているのなら、「もっとほしー!」と感じることを大切にしないといけません。
つまり、考え方を変えたり、コントロールするためにいろいろ変えてみるのはいいのですが、感じ方までコントロールしていると、自分がわからなくなってしまうので、やめたほうがいいですよ!ってことなんです。
今、この感じ方までコントロールされた方が、自分が何を考え、どう感じているのかがわからなくなってしまった方が多いのです。
「コップに半分もある!」と思い直したら「確かに!」と自然に思えたら、それはそれでいいのですが、
「コップに半分もある!」と思い直しても「まだ、飲みたーい!」と思ったら、「お水ください!」と定員さんに言わないといけません。
ご自身が感じていることは大切にしながら、変えれるとこは変え、もっとご自身が心地よくなれるような考え方を探してみると、辛く感じることは自然とへっていくと思いますよ。
感じ方までコントロールしようとすると、余計に辛くなります。
感じていることを大切にしてみてくださいね。