◆劣等感を埋めるために
☆ 記事一覧はこちら ☆
ご訪問くださり、ありがとうございます♪
今日は、2016,12にアップした記事の再アップです。
*
前回の続きです。
30代、40代女性に結構いらっしゃいます。
ご相談でもよくいただき、強烈な劣等感を持ち、それを埋めるべく、並々ならぬ努力をし、成果も出しているのに、
出している結果に気づけていない、
満足できない
その結果では納得いかない
もっともっと…と努力を止めれない
って方。
そして、とっても疲れている…っていう人も。
そんな私ももれなくこんな人でした。
できていることに全く目を向けられず、常にもっともっとと次から次にあれこれこなしていく。
だから周りからは【出来る人】に見られがちなんだけど、実は【全然できない人】だったりします。
ただの劣等感の塊だけだったりもします。
(これは本人が強烈に思っていること。
事実はまちまちで、出来る人もいれば、出来ていなくて取り繕うのが超上手!だけだったりします。
そして、劣等感を強化したりしている人もいたりね。)
まぁ、どんな事実が残ったとしても
本人にとっては全くハッピーな状態でないのだけは確か
かなと思います。
とにかく、常に満足ができない状態なのです。
*
20代の頃はこの劣等感を埋めるためにその努力は若さでカバーしてなんとか隠せたり、そこそこごまかしが効くのですが、
30代になると、そんなパワーもだんだん衰えたり、
周りの結婚、出産なんかが次々に起こることで、こうなると自分の努力だけではうまくいかない状況ができ、劣等感はさらに強力なものになったりします。
そして、卑屈になったり、嫉妬してみたり…となり、
またそんな自分が嫌になり、劣等感を強め、どんどん一人の殻に閉じこもっていったりします。
もしくは、私みたいに卑屈になりたくない!
嫉妬する人にはなりたくない!(無意識にだけど)と
趣味(旅行や習い事、芸能人の追っかけなど)や
ビジネスにのめり込んだり(⇦これ、私w)
結婚に興味はありません!
それよりも今、楽しいほうがいい!と、
自分の中の悲しみや寂しさから目を背け、
いかに今を充実させるかばかりを追い求め、本当の望みを見ないようにしてしまうことがあります。
もちろん、
毎日を充実させることは大切ですし、どんどんしたほうがいいのですが、
劣等感は、
今をどんなに充実させても埋まりません。
ってことなんです。
それとこれとは別!なんですね。
今を充実させながら、楽しみながらも、自分の中の悲しみや寂しさと向き合うことで劣等感は自然と薄れていきます。
劣等感がなくなれば、自分を責めることが減ったり、
過剰に頑張らなくて良くなり、
そうすると、さらに楽しいことが増えたり…
人との付き合いも楽になることで、
自分にとってのハッピーなことが増えたように思います。
逃げるために、【楽しみ】を利用するのか?
純粋に【楽しみ】を楽しめるようになるのか?
といった違いでしょうか???
辛いことと向き合うことはしんどいこともあるかもしれませんが、
今後の長い人生のことを思うと、早めに劣等感を克服しておくと、
自分自身すごく楽になるんじゃないかな!?と思います。