◆人の中にある矛盾
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ちょっと前に、【人は思う以上に弱くもあり、思うよりもずっとずっと強い】って書きました。
人にはこんな矛盾する点がいっぱいあると思うんです。
だから、自分や他人に対しても、そんな矛盾があることを許すことが大切だと思います。
自分や他人の弱い部分と強い部分があること
自分や他人の優しい部分とずるい部分があること
自分や他人のできる部分とできない部分があること などなど
完璧主義の方に多いのですが、
セルフイメージが【強い自分】【しっかりした自分】【できる自分】とかがあると、どうしでも【弱い自分】【甘ったれな自分】【無能な自分】を許せなかったり、人に見せること、見られることが許せず、どうしても虚勢をはってしまうことがあります。
「強い自分はOK!」「弱い自分はNG!」と、良い・悪いでなにかを判断するのではなく、
「仕事はバリバリする!」「でも、プライベートでは甘ったれで、全て人任せ!」になってもいいんです。
こんな矛盾する点があっても全然OKなのが人だと思います。
矛盾する点があるのが人だと思います。
仕事もバリバリ、プライベートでも【しっかりさん】をしていては、体力、気力ともにもたなくなります。
特に歳を重ねれば、重ねるほど…
間違わないでほしいのうが、「そうなれ!」「そうなるべきだ!」って話ではないですよ。
そうあってもいいってことを自分に許しておくことが大切なんです。
だから、実際する・しないはまた別の話なんです。
少し話がややこしいのですが、
・実際に甘えること
・いつでも甘えることができること
・甘えることを許せてないこと(甘えられない、甘えない!と決めている)
これらは、それぞれ別の話なんですね。
「甘える or 甘えない」の白黒つけることではなく、白黒以外の余白があるかないか?
ってことなんですけど…
イメージが伝わりますかね?
*
以前の私もそうでしたし、クライアントさんの中にもいらっしゃるのですが、完璧主義の方はどうしても【白黒はっきりつけたがる】のです。
そうでないと、気がすまない!って感じです。
だから、「甘えられない!」となってしまうと、もう頑張るしか選択肢がなくなってしまい、キャパ以上のことまで背負ってしまい、それに押しつぶされそうになってしまっています。
しっかりもののあなたのままでもいい。
弱さをさらけ出せとはいいません。
でも、いざという時に甘えられる余白を常に持っててほしいのです。
この余白があるかないかで、自分の余裕度が変わってきますから…
この余白がないことが、とっても苦しい現状をつくっていたりします。
*
「じゃぁ、この余白をどうして作ればいいの?」
って思いますよね。
上司や先輩、パートナーなど甘えやすい人に甘えることです。
この余白がない方って、上司や先輩、パートナーにすら甘えられない人が多く、むしろ、上司、先輩、パートナーに対しても強くあろうとしてしまいます。
なので、
・面倒見がいい
・気がきく
・重宝がられる
・認めてもられる っていうメリットがあるのですが、
・可愛がられることが少ない
・余白が少ないため、日々の疲労度が半端無い
・いつも損した気分になる などデメリットもあったります。
メリットがある分、なかなか【強い自分】を手放せなかったりもします。
*
ならば、手前味噌ですが、【セラピストに甘えてみる】っていうのも手なんです。
けど…
このタイプの方は、セラピストにも甘えようとしないんですよね…
(てか、私の力量不足のせいか…?精進します><)
「余白がなさすぎるー!
そーとーしんどいだろうなー!」
と思うのですが、これを自分に許すことをすることがその方の人生の宿題でもあったり、望む世界に行くための切符だったりします。
ここでの葛藤がすごく大事になります。
ここを乗り越えられると、余白が増えていきます。
甘えられる人が増えていきます。
弱さを見せることもできるようになります。
これからも肩肘張っていきていくのか…?
「えぇぇぇぇぇい!これが私じゃー!」と葛藤を乗り越え、ありのままの自分になって、楽に、幸せになることを選び、自分の中の矛盾を許すか…?
「今までよく頑張った!」
そう自分に声をかけたあと、「どうしたいの?」って聞いてみてください。