彼を信じられなかった理由

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◆彼を信じられなかった理由

【2014.12.28の再アップ記事になります】

今日は「彼を信じられなかった理由」 Aさんの場合について。

Aさんにはおつきあいしている彼がいるのですが、 すごく優しく、誠実な彼で浮気などの 心配をしているわけでもなく、 ただただ彼を(全般的に)信用することができない というのです。

「なにが信用できないの?」と聞くと
Aさん
『例えば、自分が病気になったり、 事故をして動けなくなると彼は去っていくのではないか…
私がちゃんとしているから今は好きでいてくれるけど、 私がちゃんとしなかったら、 好きじゃなくなるような気がするんです。
TVドラマとかで奥さんや彼女が病気になって、 献身的サポートをしている男性とかみても 「絶対ありえない!」「絶対嘘!」 「そんなことしてくれるはずない」って思うんです。』

「でも彼は優しくて、誠実なんでしょ? 実際そんなことを言われたことがあるんですか?」と聞くと、
Aさん
『言われたことはありません。 この人なら「してくれるだろう…」と思うことも もちろんあります。
でもその反面「いや、絶対してくれない」と いつもおもってしまうのです。
信じたいのに信じられないんです。 』

「ちなみにこの信じられない感覚は今の彼のみですか?
それとも過去の相手でも感じていましたか?」
Aさん
『今までもそうです。
それが原因で別れたこともあります。
『絶対、俺のこと信用せんよね』って言われたこともあります。
その時、言い返す言葉がありませんでした。』と。

そうしていろいろお話をお聞きし、 お話を整理していくとAさんが中学生のころの出来事により Aさんはすごく傷つていた出来事があったのでした。

Aさんが中学生のころ、親戚の集まりがあり、 そこでAさんのお兄さんが、お酒によった親戚のおじさんに
「なぜ進学校に行かなかった?」といった内容でしつこく絡ませていたそうなのでした。

その行けなかったことについて グチグチと言われていたそうなのですね。
Aさんもそれを聞いていて、はじめのうちは「気にしないほうがいいよ。」 「相手にせん方がいいよ」といい、 Aさんもお兄さんも気にしないようにしていました。

が、お酒に酔って、酒癖の悪いおじさんだったらしく、 お兄さんの気持ちを思いやることなく ずーーーーーーと言い続けていたようなのです。
それに、我慢の限界がきたお兄さんは、そのおじさんを 殴ろうと飛びかかったのです。

一同はびっくりして、止めようとしたとき
Aさんが
『お兄ちゃんは悪くない!
ずっとおじさんがお兄ちゃんの 高校のことをバカにするから、怒って当然だと思う。」 と言ったそうなのです。

でも、その時Aさんのお父さんが 「それでも謝りなさい。」とお兄さんに言ったそうなのです。

確かに殴るなど暴力はよくないこと(実際は殴ってはいないのですが)ですが、 殴ることを止めたとしても、兄が謝る筋合いはないのではないか?
兄も謝るべきだったとしても、ならばそのおじさんも兄に謝るばきではないか?

お酒を飲んでいたら仕方がないのか?
年上だったら何をしても、何を言っても許されるのか?
こんな人だし仕方がないというのか?
なぜ、お父さんはお兄ちゃんを止めたのか?
止めたとしても、なぜえお兄ちゃんの代わりに 抗議してくれなかったのか?
父親として、なぜ兄の尊厳を守ってくれないのか? と、思ったそうなのです。
(出来事に対して、とりあえず一般的な道徳とか筋とか、正しさとかはちょっと横に置いといて、 それとこれとは別の話ね。 本人がどう思ったか、どう感じ方がこのとき大切なので。)

その時、Aさんは 「お兄ちゃんは悪くないのに、お父さん最低!」と思って、 しばらくお父さんと口をきかなかったそうなのです。

この時Aさんは、 「自分たちを守ってくる存在は、 いざとなったら助けてくれない」 「なんでもない時はよくても、 いざとなったら人は信用できない」と思ったようなのです。

父親や世間に対して、すごく不信感を持ってしまったんですね。

***

この感覚を【父親や世間に対する不信感】をパートナーの男性に写してしまい(「投影」といいます) 男性を好きになった時に、いつも優しくされても この人はいざという時には、私を裏切るにちがいない。

いざとなっても助けてくれない。
味方してくれない。
だから信じてはいけない…

と思い込みがインストールされ、「信じたいのに信じられない」という 思いに苛まれたり、そんな思いの行動に出ては、 相手に自分の不信感を無意識に伝えてしまっていたのです。

そうして、Aさんの不信感をなんとなく彼も感じ、 「信用されていない」と感じる彼も同時に傷つくことで、お互いに不満が募り ケンカや別れの原因になっていたようなのです。

原因がわかったところで、この思いを解消するための いくつかのワークを行い、過去の思い込みや 心の傷を解消してもらいました。

最後に 「彼が去っていきそうな感覚、裏切りそうな感覚はありますか?」と聞くと
Aさん
「あ!気になりません」と笑って言ってくれたので この日は終了しました。

Aさんも最後に 「あたしこの出来事を思い出して泣くことがよくあったんです。 あたしがバカにされたわけでもなく、 そこまで兄妹仲がいいわけでもないのに、 なんでこのことを思い出しては泣くんだろう?って。
それは、おじさんに腹がたっていたわけでもなく、 兄がかわいそうだったわけでもなく、 父に裏切られたことが悲しかったんですね。」と。

そのお父さんに 「裏切られて、悲しい。 だからもう2度と同じように傷つきたくない」 という思いが、
「また大好きな彼(父親)に裏切られるかもしれない!」といつも身構えることで 自分を守っていたのです。

急に当てられたボールって痛いでしょ?
でも、ボールがくる!と思って身構えた時ってそんなに痛くないじゃないですか?

あれって、「当たると痛いぞ!」と予防線をはり、 筋肉を緊張させることで痛みを和らげようとしているのです。

心も一緒で、 もう傷つかないように自分を守ろうと無意識に 「彼を信じない」という予防線をいつも自分に張り巡らせ、心の 筋肉を緊張させて守ろうとしてるのです。

『この人は私を傷つけない』と頭ではわかっていても 無意識が怯え、傷つかないように、傷つかないようにと 必要以上の相手との壁を作ってしまっていたのです。

確かに、いざとなったら逃げてしまう人もいると思います。
でも、いざとなったらしっかりと守ってくれる人もいます。
全ての男性が逃げるとは限らないのです。

実際Aさんも「この人はいてくれる、してくれる!」と 思いつつも、それを打ち消すかのように 「いや、絶対助けてくれない!」と自分から関係を拗らせていたのです。

「もう二度と傷つきたくない」というその気持ちは、正直な気持ちだと思います。
誰だって、傷つきたくないですもんね^^
100人が100人信用する必要はありません。 自分が信用したい!そう思える人だけ信用すればいいのです。

例えば、大切な彼とかね♡

そして後日、今までにない安心感を感じられるようになり、彼を過剰に疑うようなことはなくなったそうで。

わけもなく【信用されない】というのは 自分も苦しいし、相手も苦しくなってしまいます。
するとなかなか関係は長続きしませんよね。 もし、
□今の彼との関係を長続きさせたいのになんだか不安
□いつも彼の言動が信用できない
□彼の気持ちを試してしまう
□彼に素直に気持ちが伝えられない
□彼に些細なことでもついガミガミいってしまう など、
このようなことで 相手といい関係が築けずに困っているのならご相談くださいね^^

あなたの心にも過去の傷があり、それが痛んでいるのかもしれません。

 

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